岩鋳:商品紹介:通・いわて


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岩鋳の「南部鉄器」
聞いてちょうだい!通・いわてバイヤーT氏・セールストーク!

岩手と言えば南部鉄器。私はピュアな岩手県人です。それもあってか子供の頃、家庭ですき焼きや焼き肉をやる時には必ず”鉄製”の鍋、鉄板を使っていました。
当時は不思議にも思わなかったんですが最近ではほとんどがステンレス製で、鉄器をお見かけするのは珍しくなりましたね。

  

私は米好きなんで今度は鉄器のごはん鍋で是非高橋さん家のひとめぼれを炊いてみたい。
 
取材に行ってきました!
 
みちのくの小京都「盛岡」が生んだ南部鉄器のルーツを探る

盛岡は南部鉄器のふるさと

 南部鉄器は、旧南部藩主の城下町盛岡市を中心とした地域で生産される「鋳造の鉄器」のこと。緻密で繊細な鋳肌と重厚感のある着色が特徴で、今や世界でも注目されている伝統工芸品となっています。盛岡は砂鉄、岩鉄などの良質な鉄資源、川砂、粘土、漆、木炭に恵まれており、まさに鋳造産業には最適な環境でした。そこに目をつけた28代重直公が1659年、京都出身の釜師(初代・小泉仁左衛門)を招き、茶の湯釜を作らせたのが南部窯の始まりと言われています。後に様々な流派ができ、新しい煎茶法が流行したため、3代目・小泉仁左衛門によって現在の「南部鉄瓶」が誕生。同時に数々の工芸品も制作され、それらを総称して「南部鉄器」と呼ばれるようになりました。

 

ご存知、南部鉄瓶

 明治以降は海外の万博、当時は皇太子だった大正天皇のご訪問もあり、高い評価と関心が集まっています。そして昭和50年の「伝統工芸産業振興法」の法律によって南部鉄瓶は国の第一号の伝統工芸品となり、400年経った今もなお変わらぬ情熱で作り続けられています。

 
伝統を大事にしつつ、革新し続ける大手生産メーカーへ

キャスティングワークス外観

 国道4号線に程近い南仙北に位置する「株式会社岩鋳」。ここキャスティングワークスは伝統の意匠による南部鉄器の製造工程が年中無休で見学できます。熟練の職人による一つ一つの手作業は圧巻!また、展示ギャラリーやおみやげ、郷土料理が食べられるレストランも併設しているテーマパーク型工場となっています。岩手県盛岡市の飯岡にも工場があり、こちらでは最新の機器を用いて南部鉄器商品が作られています。

 

様々な南部鉄器が並びます

 掲載商品の他にも、フライパンや鍋、しゃもじなどの調理器具、アロマポットなどのインテリアのアイテムも作られ、取扱い製品も多岐にわたっています。これも全て専属のデザイナーとスタッフ、職人さんとの話し合いの賜物。「自分が好きなもの、使いたいと思うものを作りたい」と話すのは女性デザイナーの新沼由子さん。その隣では「鉄というと冷たい、四角いイメージを持たれがち。そんなイメージを覆す丸みのあるあたたかい商品を作りたい」と企画デザイン課課長の中村義隆さんも生き生きと話してくれました。そして「岩手県内の伝統的な仕事に関わりたい」と入社のきっかけを話してくれた営業部の高橋さん。こうしたスタッフの思いと熟練職人のコラボレーションで今日も新しい商品が生まれているのです。

南部鉄瓶のできるまで

 伝統的な技法を用いた南部鉄瓶は、4人で作業が進められます。

1、デザインと挽型板の制作

 まずはどのような鉄瓶を作るかデザインを考え、次に実寸大の図面をひいて鉄板に写し取り、それを切り抜いて挽型板を作ります。

2、金型の作成・鋳型の製作

 鉄瓶の大きさに合った素焼きの型に「牛」という道具を用いて鋳物砂と粘土汁を混ぜて挽型板を回して型を作ります。

3、文様捺し

 挽き上げた胴型が乾燥しない間に文様を捺します。真鍮の棒の先を円錐型に尖らせた霰棒でひとつひとつ捺していきます。

4、鋳型の組み立て

 中子は胴型と尻型と上下に分かれる外型に対して 中に入る型です。横にした胴型に片手で持った中子を入れ、さらに尻型をかぶせて鋳型を組み立てます。外型と中子のすきまが鉄瓶の厚みとなります。

鋳込み

5、鋳込み

 キュポラ(鉄の溶解炉)で1400〜1500℃に溶かされた鉄を「湯汲み」と呼ばれる柄杓で受け、鋳型に流し込みます。

6、型出し・砂落とし

 鋳込んだ鉄が固まり、鋳型から引き出されます。そして中子の砂を落とし、鋳バリを取ります。

着色

7、着色

 鉄瓶を約250℃に加熱し、その表面に「くご刷毛」を用いて漆を焼き付けます。さらに100〜150℃くらいの温度で「おはぐろ」または「茶汁」のむらのないように刷つけます。その後、水を切った布で何回もていねいに拭き上げます。

8、完成

 きれいに拭き上げた鉄瓶を丹念に調べ、つるをつけて完成します。

伝統工芸士・二代目清末が語る、南部鉄器の魅力とは?

二代目清末・水澤繁樹さん

 二代目清末の水澤繁樹さん。「清末」というのは岩鋳初代創業者「岩清水末吉」の名前からとった銘で、代々筆頭釜師たちが受け継いでいます。その実績と経験で国から伝統工芸士として認定され、現場の第一線で活躍しています。鉄器で料理をする時は中火にしてなるべく長く煮込むと味わいが出るし、徐々に熱くなるので保温性にも優れています。長持ちさせるには火は強くしすぎないのがコツです」とのこと。なるほど、江戸後期から戦後にかけて鍋ブームが起こった原因の一つかもしれませんね。今また炭焼きがブームになっているのも頷けます。水澤さんご自身も鉄瓶でお湯をわかして茶をたしなんでいるそう。「このずっしりした重さも美味しさの一つなんですよ」と笑顔。最後に「お手入れしてもサビがひどいときは持ってきて頂いてOKです。」と心強いアドバイスも頂きました。

「通・いわて」掲載商品のオススメ使用法

 メインとなるアラレ模様の鉄瓶は二代目清末の得意とする逸品。東北人の粘り強さと丹念が生み出した繊細な模様が特徴で見た目にも楽しめます。コーヒーや紅茶、日本茶のお湯にぜひ活用してみてください。使用後は必ず余熱で中を乾かすのがポイントです。お湯がにごるので中をゴシゴシ洗うのは避けましょう。長い間使わずにいて再び使うときは鉄瓶に水を8分目まで入れ、湯が半分程度になるまで沸騰させてからにごった湯を捨てます。無色透明になれば修理完了になります。

 

コーヒーポット

 コーヒーポットはコーヒーもお茶も飲める優れもの。2人分なので長時間入れたままにせず、できたてを味わうのがベストだそうです。IH・ガスでも対応できます(電子レンジは不可)。
 フロアライトネコは「薄暗いところでライトをつけると模様が床や壁に反射されてキレイです!」と猫が大好きなデザイナー新沼さんイチオシの一品です。

 

ごはん鍋

 すき焼き鍋、ジンギスカン鍋、グリル鍋は家族で食卓を囲みながらお楽しみください。ごはん鍋はIH・ガスに対応しておりアウトドアにもぴったり。深みのあるおいしさの白米とパリッとしたおこげも味わえます。

 
 
 
おススメはコレ!
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生産者情報
株式会社岩鋳 
〒020-0863
岩手県盛岡市南仙北2-23-9
TEL(019)635-2501
FAX(019)635-5248
 
 
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